おはようブログ

おはよう農園通信 2023年1月第3週

2023年1月21日

こんにちは、おはよう農園の恒川 京士(ツネカワ アツシ)です。

「平飼い」について、改めて知って頂きたい・・・そんな想いで書いております。

 先週から、鶏たちが本格的に休産に入りました。ちょうど1月6日の小寒(寒の入り)を過ぎたところでした。暦と鶏たちの生態を比べると、暦どおりの生活を送っていることが分かります。
卵は物価の優等生・・・安価で年中手に入るものとして、日本では認知されております。

が、知ってましたか?? 卵にも旬があります

3月~5月の春になります!!!

鶏たちは、夏は暑さが苦手、秋から冬は換羽と休産に入り、産卵が少なくなります。

安く安定的に手に入るというのは、理由があるということも知って頂きたいなと思います。基本的に生産効率をあげれば、モノは安く・たくさん作れる傾向になってます。

 そしてこの時期、鳥インフルエンザがよくニュースになります。発生する場所は、何十万・何百万羽と飼育されてる、とても堅牢な施設で起きております。
外界から閉ざされ、太陽光や風が行き来しない・・・・外気も遮断された密閉に近い空間です。室内温度を管理するため空調設備はあるかと思います。
「野鳥が」「ネズミが」が感染原因とよく言われますが、果たして本当にそうでしょうか?
それなら、壁の半分以上を亀甲網で囲ってるおはよう農園の鶏小屋の方が、よっぽど入りやすいと思います(笑)ですが、うちに体調の悪い子は1羽もいません。
 そして養鶏をやっていると、毎日のように保健所からお手紙が来ます。
インフルエンザが発生したニュースや消毒の徹底を知らせるものです。
そこには、「死亡羽数が急増したら直ちに保健所にお知らせください。」という文言があります。つまりは、大量飼育している施設では、日常的に鶏が死んでいるということです。

(確認のため、保健所に”急増”ということについて突っ込んで聞いてみると、予想通り上記の回答が来ました)
 

 家畜の大量飼育且つ卵の多量生産は、生き物にとって相当な無理があるということを知って頂きたいなと思います。
昨年、とある新聞記事で、地方スーパーが、平飼いによる優しい飼育による卵を販売とあり、飼育場が写真で載っておりました。
そこは、元々ゲージ飼育の施設だったところのカゴを取りはらっただけで、当園の平飼い環境とは全く違ったものでした。いまも電子版で記事は読めますが、写真は掲載されておりませんでした(笑)
ただ、これからそうした施設が増え、平飼い卵と謳われるものが徐々に増えてくると予想されます。

地面に足を付けれれば、どんな飼育環境(例; 高密度でも、密閉空間でも、24時間電灯ONでも)でも平飼いと言えてしまう日本です。

「平飼い」という言葉にとらわれず、お育ち環境など鶏たちの生きてる姿を知って頂きたい・調べて頂きたいなという一畜産農家の想いになります。

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