おはよう農園の日常

おはよう農園通信 2023年1月第2週

こんにちは、おはよう農園の恒川 京士(ツネカワ アツシ)です。

今週から、火曜日・金曜日の出荷作業をベースに、その他の曜日は畑作業や機械整備といった、いつも通りのルーチンでの生活がスタートします。
お正月休み中は、一番難儀な就農状況報告書の作成がメインでした。これは、研修期間中に補助金を受ける代わりに、就農後5~6年間はキチッと経営がなされているか報告を年2回義務付けられているものになります。私の場合、令和7年までに提出が必要で、あと5回残されてまして、今回の提出は昨日無事に済ますことができました。

2022年度の確定申告は、だいたい収支等の記帳が終わったので、あとは不備・不足がないか確認をして、会計ソフトを使って書類作成をしていきます。

つい最近、うれしいニュースがありました。昨年末に朝日新聞様に取材をして頂き、今月8日(日)の朝刊に掲載して頂きました。電子版でご覧いただけます。

こちらは、今年元日から2週間ほどの企画で、千葉県に移住してきた方を順に紹介していく記事だそうです。
「だれか面白い人いませんか?」と我孫子市役所に問い合わせたら、有り難いことにおはよう農園を紹介してくれたそうです。
私の場合、会社員時代の2009年1月に名古屋から東京に転勤になりました。
が、その1か月半後に所属部署が引っ越しになり、同年4月から旭市(千葉県)に住むことになりました。いわゆる、リーマンショックのあおりを受けて、社員の配置転換が行われた結果でした。
その後は、結婚までの4年の間、旭市で過ごしました。
結婚して千葉市に移り住んで、娘の保育園入園のタイミングで我孫子市へ引っ越したのでした。

旭市に居たときは、東日本大震災を目の当たりにし、住まいの近くまで津波が押し寄せてきたり、砂浜をランニングしていたら家の鍵を落としてしまい、1~2時間ほど探し回って見つけたり・・・、部屋の窓を開けたら養豚のにおいがして洗濯物を外に干せなかったり・・・・とにかくこの田舎から抜け出したい思いで当時はいっぱいでした(笑)
そんな自分が、栃木の中山間地域で農業の勉強をしたり、養鶏を生業にするなど、当時の自分からは全然想像がつきませんでした。

当時を振り返ると、辞令を言い渡されたのは、2008年10月の最終水曜日でした。
伊勢(三重県)にある営業先から戻ってきたときに、個室に上司に呼ばれた際に告げられました。名古屋~伊勢は、車で往復5~6時間ぐらいだったこともあり、クタクタな状態で話半分で聞いていた気がします。
所属していたランニングクラブの練習会が夜からあり、メンバーに報告したのを記憶しています。
名古屋での仕事やプライベートが充実してきた矢先だったので、当時は、本当にネガティブに受けてしまいました。

 

-おはよう農園の日常