新規就農への道

短期農業研修 第3週目@関塚農場

2018年4月8日

こんにちわ~、おはよう農園の恒川 京士(ツネカワ アツシ)です。

今週から4月に入り農繁期に向かっており、色々準備が始まってます~!

苗床で育苗していたレタスや葉物の苗を畑に定植しました~(左; サニーレタス、右; サラダ菜)。3か月経たないうちに出来上がってくると思います。

 

夏野菜用の踏込温床(=発酵熱を使った苗床)を作りました。

1; 横向き走ってる2本の竹枠の間に藁を縦向きにカツカツに詰め込みます。(温床サイズは約1.8mx1.8m)

2; この中に"落ち葉"を入れて水で十分に濡らしながらフォークでかき混ぜる。(けっこう重労働です)

  ← これがフォーク。

3; その後に"米ぬか"・"鶏糞"の順に落ち葉の上に振りかけていきます。

4; 最後に足でギュウギュウと踏み込みます。(枠に沿ってカニ歩きしながらのごとに踏み込みます、足腰の鍛錬ができます)

5; 2~4を4回繰り返し、最後に落ち葉をいれてシッカリ踏み込みます。

                   

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(完成; 軽トラに満載に積んだ落ち葉を使ってます、2台分)

 

播種機を使って葉物の種まきをしました。ころがせば、溝切(タネを入れる箇所を作る)& 播種 & 覆土 & 鎮圧までしてくれる優れもの。葉物などの小さな種の播種を得意としており、就農したら手に入れたい一品です。

 ←クリーンシーダーと言う播種機になります

蒔いた種は、"東京黒水菜"・・水菜とありますが、在来固定種の小松菜になります。もう一つの写真は"金町小蕪"、春栽培に向いており高級料亭でも扱われている品種になります。そのほか、京菜(=水菜)やルッコラの種まきもしました。

 

 

最近は暖かくなってきたこともあり、少しずつ畑での作業量が増えてきている一方、動物たちも活発になってきました。関塚農場のある佐野市秋山町は中山間地域に辺り、イノシシ・シカ・サル・ハクビシンetcとの付き合い!?が欠かせません。害を防ぐため、田んぼや畑には電気柵が設けてあるのですが、連日連夜、シカに柵を突破され麦を食べられてしました。断線してしまった電線は、既存の線と連結させて補修します。

生き続けるためには食べ物は欠かせないからしょうがないのだけどね。

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