新規就農への道

できるだけ早くに準備したい・・・

2017年9月20日

こんにちは。おはよう農園の恒川京士(つねかわ あつし)です。

研修開始まで3カ月、少しでも早く準備できないものか、お借りできそうな農地があれば"草刈り"でも"ゴミ拾い"でも何かやれないかと、我孫子市農政課へ相談に行きました。「時期尚早かと思いますが」と前置きした上で話をしてみましたが、やっぱりダメでした。我孫子市では、"農地利用最適化推進委員"の方々(計8名; 各地区2名)が、新規就農者向けに農地の準備をしてくださっているので、顔なじみになっておくことが、今は良いとのアドバイスを頂きました。

農地をお借りできるまでの基本的な流れは・・・

  1. 農業研修終了
  2. 青年等就農計画提出
  3. 市町村及び関係機関による審査・認定(関係機関とは、農業改良普及センター・県農業会議所)
  4. 結果通知 = 認定新規就農者
  5. 農地利用権を得る
  6. 農地賃借契約(候補の土地をそれまでに見つけておく)    

となっており、研修終了の半年前から農地探しを開始し、1-2か月前から地主さんのお手伝いという名目で土づくりなどの準備に入っていくようだ。現に来年3月に農業大学校を卒業し我孫子で新規就農される方は、今月から農地探しを始めていた模様。(「なるほど、半年前だ」)

我孫子市の新規就農支援について

農地の賃借料の補助 & 農業機材、設備など整備費の補助があり、期間5年となってますが、いつから適用開始かが気になるところ。

実はこれ、以下いづれか開始の一番早かったものを起点にカウントされる。なので、農地を借りる前に、機材を購入していたらその時点から開始となる。(気を付けなくては)

  • 農地取得(賃借・購入に関わらず)・
  • 機材購入
  • 作物出荷(=販売)

また、農業機材、設備など整備費の補助は、5年間で計50万円とのこと。(HPの表記だと誤認してしまうので要注意!)

機材・設備を購入する際に補助を受けたい場合 → 購入先・購入品に制限はない。

一般的に、市町村の補助金を使う場合、購入先や購入品(機材・設備・苗・種等)に指定がかかってる場合が多いと聞いていたが、この点は問題なし。ただし利用するにあたっては、見積書(購入前に市で内容精査)と領収書の2点がセットで必要となり、ネットオークションで買う際は気にした方が良いと。実際、新規就農される方は、ヤフオク等のオークションで機械を購入してる方が多い。

 

農政課に行ったのは今回が2回目、前回は3か月前(6月)だったので、顔合わせできただけでよかった。一度会ったきりだと、忘れ去られてしまうので、つながっておくべき人とは、理由をつけて定期的に会っておくべきと思いました。また、農地を決めるにも、品目によって向き・不向きがあるので、先ずは現時点で作りたいのものを挙げて、研修を通して改善していけばよいかなと思いなおしました。

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