新規就農への道

ともくさ農園さんへ行ってきました

2018年12月15日

こんにちは、おはよう農園 & 関塚農場・研修生の恒川 京士(ツネカワ アツシ)です。

先日、関塚農場の近所の有機農家・ともくさ農園さんに行って作業のお手伝いと畑の見学をさせて頂きました。こちらは、那須烏山市(栃木県)にある帰農志塾で研修中を積まれた稲田さんがご夫婦で営農されております。

栽培には農薬や化学肥料は使用せず、関塚農場の鶏糞を主に栽培されております。先日、大根を分けて頂いたり(12/12にブログ掲載した大根です)、こうしたお互いに助け合う関係があるのも農家ならではです。

また、その野菜たちは、ほとんどが自家採種された固定種で作られてます。その土地で根付いた野菜のタネたちが毎年受け継がれ、次の世代へバトンタッチしていく(関塚農場も同様です)、、、子育てみたく大事に育てなくてはという想いが、より強くなりますね。

固定種の種 (参考; 野口勲さんの著書『いのちの種を未来に』より)
・何世代にもわたり、絶えず選抜・淘汰され、遺伝的に安定した品種。ある地域の気候・風土に適応した伝統野菜、地方野菜(在来種)を固定したもの。
・生育時期や形、大きさなどがそろわないこともある。
・地域の食材として根付き、個性的で豊かな風味を持つ。
・自家採取できる。

畑を見学させていただくと、白菜(松島新2号)が立派にできておりました。これからは、鍋にもってこいですね。その隣にはターツァイが。ゴマ油との相性が抜群なんですよね~!

           

人参も元気よく育っており、これから厳寒期を乗り越え甘味を増していきます。これを使ったにんじんジュースも販売されております。

約90cm角(深さ70~80cm)の穴を掘り、ワラと土を被せて里芋を土中に保管しております。実は、里芋の保管場所や方法を見聞きしたく今回は訪問させて頂きました。

里芋は低温に弱く5℃以下になると、低温障害がおこり芋が腐敗してしまいます。実は土の中って暖かいんですよ。熊などの動物も穴掘って冬眠するぐらいですから。

久しぶりに、研修先以外の農家さんのお話しを聞いたり、畑を見学することで、また一つ勉強することができました。

さ~て、明日も元気よく「おはよう」と言える朝を迎えることができますように!!!

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