こんにちは、おはよう農園の恒川 京士(ツネカワ アツシ)です。
今月6日、啓蟄(二十四節気の一つ)を迎えました。虫たちが冬の眠りから覚め、少しずつ活動を再開する時期です。
畑のあちらこちらでナナホシテントウムシが見られるようになり、オオイヌノフグリがあちらこちらで群生しております。夏草であるイネ科の草たちも少しずつ伸びてきました。
毎日の畑作業では、畝の様子や栽培中のニンニクの様子を確認しながら、片手にノコギリ鎌を持って気になる場所の草刈りをします。刈る際は、根っこと草(または茎)の間にある成長点を残さないように刈ります。これを残したまま草を刈ると、次の草はさらに勢いを増して生えます。根っこだけ土中に残しておけば、微生物が分解しながら自然に朽ちていきます。根っこが朽ちてできた隙間には空気や水分が通り抜けるため、自然とフカフカの土に変わっていきます。地味で時間と手間のかかる作業の繰り返しですが、今年からは畑ないしは畝を育てながら、野菜づくりをしていこうと思います。
そして、3月に入ったこともあり苗づくりがスタートしました。
第一弾はサツマイモです。改めて研修時代の方法を見返したり、その他いろいろと調べました。今の仕事環境・時間を含めて一番やりやすい方法は、発泡スチロールの箱を使った苗づくりに落ち着きました。
①種芋(サツマイモ)を50℃のお湯に40分浸して消毒する。
②箱を用意して、底面に何個か穴をあける
③床土を準備して湿らす。
④発泡スチロールの高さ半分ちょっとぐらいの位置まで土を入れる
⑤サツマイモの種芋を並べる(スーパーで売ってる芋でも可)
⑥土を上面までかぶせる
⑦水をたっぷりあげる。余分な水は底から抜けてく仕組み
発芽にはかなりの温度が必要なので、不織布をかぶせて温床に置きました。芽が2~3cmぐらい出たら、屋外に植えなおします。
はじめての挑戦なので上手くいくか分かりませんが、じっくり待ちたいと思います。