新規就農への道

ニワトリの御食事

2018年12月25日

こんにちは、おはよう農園 & 関塚農場・研修生の恒川 京士(ツネカワ アツシ)です。

世間(人間のご家庭)ではチキンを始めご馳走を食べることが多いかと思いますが、クリスマスでも毎日同じ食事を取っているニワトリの御食事について紹介です。

心がけているのは、腹八分目にすること。人間と同じく消化には物凄くエネルギーを必要とするので、健康・体力維持のためにも与えすぎないようにしております。

また、(人間の)栄養学的に、「身体に良いとされるものをたくさん摂取すると良い」という風潮であるが故に、一般の養鶏でも濃厚飼料を与えてる傾向にあります。その中身は、輸入トウモロコシ(遺伝子組み換えの恐れあり)を主にパプリカ色素を入れ黄身の色をオレンジ色にしていることが多いです。

でも実際、粗飼料と濃厚飼料を並べた場合、前者の方を好んで食べるそうです。この理由は、キジと同じように 粗飼料の方が身体に合っているからとのこと。参照; 自然卵養鶏法 中島正さん著

ニワトリの本能ですね~!!!

関塚農場では、主に近所の農家さんを始め、身近な方から買わせて頂いております。

大麦
小麦
くず米
米ぬか
大豆
牡蠣殻
醬油の搾りかす
魚粉
緑餌(調整ではじいた葉物、こちらはチンゲン菜)

炭水化物、タンパク質、食物繊維、カルシウム、ビタミン、塩分 のバランスが取れるよう配合していきます。出来上がりはこんな感じです。

朝一番に、このエサ作りをしておるのですが、これを切り返して混ぜるのがパワーの要る仕事で(総重量; 90~100kgあるかも)、眠たい身体を起こすのにもってこいです(笑)

こちらは鶏舎前から撮った今朝の日の出寸前。この山の谷間から見るのが、なんとも幻想的で好きな景色です。

さ~て、明日も元気よく「おはよう」と言える朝を迎えることができますように!!!

-新規就農への道
-,