こんにちは、関塚農場・研修生の恒川 京士(ツネカワ アツシ)です。独立後は、おはよう農園という屋号でスタートします。
春・夏野菜の植付準備のため、冬野菜の一つである大浦太ごぼうを全て掘り上げることになった関塚農場です。収穫後は、別の場所にイケて(埋めて)保存します。
このゴボウは、千葉県匝瑳(そうさ)市大浦地区で江戸時代から栽培されてきたと言われている伝統野菜です。直径が約10cmと太めで、内側が空洞になっているのが特徴です。短根種に分類されますが、長さは60cm~1mもあり、大きくてずんぐりとした姿なんです。
特徴としては、肉質がやわらかく、一般的なごぼうに比べると繊維質は少ないです。調理法は煮物が定番で、しっかり煮込むとすごくソフトな食感になります。我が家では、醤油と味醂で煮びたしにして、白いイリゴマをかけて食べるのが鉄板です。4歳の娘もパクパク食べてくれます。
耕土が深いと1m程度まで長くなりますが、ここは浅めなので長くても50~60cmでしょうか!?それでも、一本掘り上げるのには結構体力を必要とします。
※耕土; 作物を栽培するときに耕す畑の上層部 (定期的に鍬やスコップなどの農具で掘り起こしてる層のことを言うソウです。)
株を中心に両側を30~40cmくらいずつ広げ、下には70~80cm堀っていき、ようやく一本収穫します。地中に埋まってる岩石にヒットすることもしばしばあります。
今月から関塚農場の研修生になった壬生田さんにも頑張って頂いてます。パワフルなので助かります~。
かく言う私は、1時間弱の作業で取れた量は、こんな感じです。1/2畝進んだのですが、まだ14m/畝が6畝ぐらい残っています。まだ先は長いです(笑)
今日はゴボウを掘るには暑いぐらいの天気で、収穫が終わったころは汗だくでした。風邪を引かぬよう着替えたのは言うまでもありません。
さ~て、明日も元気よく「おはよう」と言える朝を迎えることができますように!!!