こんにちは、関塚農場・研修生の恒川 京士(ツネカワ アツシ)です。
今月末に千葉県我孫子市に於いて新規就農する予定です。
就農後は平飼い養鶏によるタマゴと農薬や化学肥料使わない露地栽培による野菜をお届けする予定です。
さてさて、耕耘機のエンジンがかからないというトラブルに見舞われました(汗)
困ったぞぅ~~
そこで頼りになる、関塚農場・研修生向けの教科書一つ、『農家の機械整備便利帳』
20年以上前に出版された本ですが、農業機械は古いモデルが現役で出回り・使用されていることが多々あり、ザックリとした構造になっていることから、今なお重宝される書籍の一つになります。
巻末にある、故障診断チャートを参考にしてみると・・・
症状; エンジンがかからず、エアクリーナーから燃料が漏れる。
原因; キャブレターのオーバフロー・・・・という図式になっていた。
研修中にキャブレターの分解・清掃は教えて頂いたので、この教科書・研修日誌・You Tubeを駆使して、分解・清掃にチャレンジしました。
※補足→キャブレターとは、電気などの動力源は使わず、ガソリンと空気を混合する装置のことです。農業機械では一般的に使われていますが、今ではハイテク化した自動車などは、それ相応の燃料噴射装置に変わっております。
まずはキャブレターの外側に付いている、エアクリーナーを取り外します。
エアクリーナーを全て取り外した状態がこちら。
目の前の"DRAIN"という黄色シールが貼ってあるのが、キャブレターです。
そのキャブレターを取り出します!!!
いかにも、原始的な機械ですよね(笑)
一つずつ部品をばらしていきます。このとき、各部品がどのように取り付けられていたか、目印をつけたり・写真を撮ったりして組付けをスムーズにできるようにします。
教科書曰く、フロートの割れ(手にもってるやつ)、ニードルバルブ(フロートにぶら下がってる小さい部品)の汚れや摩耗が、エアクリーナーからのガソリン漏れの原因とのこと。
細かく部品をチェックして掃除しました。その他、キャブレターから外せる部品は全て外して、掃除を敢行!
再組付してエンジンをかけようとしてみたところかからず。また、エアクリーナーから、ガソリンが漏れ出し・・・この作業を2回繰り返し・・・少しおさまったものの、結果的に解決せず😢
最終的には、教育費だと思い農機具屋さんに修理を依頼しました。これから、少しずつ経験値を積み重ねていきたいと思います。
さ~て、明日も元気よく「おはよう」と言える朝を迎えることができますように!!!