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キャベツの旬は一年中!?意外に知らないキャベツの秘密4つ

食卓によく並ぶ定番野菜のキャベツ。サラダや炒め物でも美味しいし、これからの季節はロールキャベツ、ポトフなどもいいですよね。実は、キャベツの出荷量は年間約128万トン(平成29年)と、日本では、じゃがいもについで食べられている野菜なんです。
 
そんなお馴染みのキャベツは、一年中スーパーに並んでいますが、いつが旬なのでしょうか?
 
春キャベツ、冬キャベツの違いとは?
 
いつから、日本人はキャベツを食べるようになったの?などなど、ちょっと考えると知らないことばかり。
 
キャベツの意外な秘密を教えます。

1.キャベツの旬は一年中!?

キャベツは、野菜の中でも珍しく、一年中ハウスを使わず育てられる露地野菜です。農業技術の発達した現代では、ハウスを使って色々な種類の野菜を四季を通じて食べることができます。
 
キャベツは、もともと冬の野菜で夏の暑さには弱いですが、土地を選ばない野菜なので、日本中のどんな場所でも栽培できるのです。そのうえ、季節や風土に合った品種がつくられています。暑さに弱い夏の間は、北海道、長野県、群馬県など涼しい産地でつくることで、一年中収穫できるというわけです。
 
だから、スーパーなどに出回っているキャベツは、一年中どの季節も旬(正確に言えば、旬の品種のキャベツ)なのです。

2.春キャベツと冬キャベツの違いとは?

では、春になると出回る春キャベツと、冬キャベツの違いとは、なんなのでしょうか?
 
そもそもキャベツは、たくさんの品種があり、大きくは次の3つに分けられます。
 
品種 特徴 見た目 収穫時期
春玉系品種 葉の巻きがゆるく、みずみずしくやわらかい。早春の美味しいキャベツとして人気。 春どり
寒玉系品種 葉の巻きがかたく、シャキシャキとした食感。よく見るキャベツはこちらが多い。 夏どり
秋どり
冬どり
ボール系品種 葉が厚くやわらかい、小型のボール状のキャベツ。浅漬け用として人気。 年2回どり
 
春キャベツというのは、3~5月に収穫される春玉系品種のことで、そもそも品種が違うのです。

3.日本人がキャベツを食べるようになったのはいつ?

今では食卓の定番のキャベツですが、実はよく食べるようになったのは、明治時代から。
日本にキャベツが入ってきたのは江戸時代ですが、食用よりも鑑賞用がメインでした。
 
明治時代になってから、文明開化の流れで西洋料理を食べるようになり、「とんかつ」の付け合わせとしてキャベツを生で食べるようになったそうです。
 
そのきっかけとなったと言われているのが、明治25年に、東京銀座の「煉瓦亭」が、刻み生キャベツをつけた、「豚肉のカツレツ」を売り出したこと。西洋料理の付け合わせは温野菜が基本ですが、忙しい仕事場でとっさの起点で出した刻み生キャベツが、「とんかつ」との相性がよく、大人気となったそうです。

4.栄養満点のキャベツに含まれているあの成分

キャベツにはビタミンCやビタミンUが豊富に含まれており、万病に効く薬草として昔から使われてきました。特にビタミンUには胃腸の潰瘍を治す働きがあり、キャベツに多く含まれる成分なのでキャベジンとも呼ばれています。

キャベジンという栄養ドリンクがありますが、実はキャベツにこそ入っている栄養なのです。

まとめ

栄養満点で、一年中おいしく食べられるキャベツ。ぜひ食卓にたくさん取り入れてみてはいかがですか?
 
 
参考文献
「そだててあそぼうキャベツの絵本」農文協
「平成29年産 野菜生産出荷統計」農林水産省
岡田哲「とんかつの誕生 明治洋食事始め」講談社

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